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"nigel cabourn" UNISEX / 5.6oz BASIC T-SHIRT ・ PIGMENT ナイジェルケーボン
¥9,350
"nigel cabourn" 「MAIN LINE」 UNISEX / 5.6oz BASIC T-SHIRT ・ PIGMENT __________________________________________ オープンエンドコットンを原料に編み上げたTシャツ。 オープンエンド機で紡績された糸を使用し、 肌に触れた時にまとわりつかず、且つ高い吸収性も持ち合わせています。 またヴィンテージのディテールのひとつであるフリーダムスリーブ仕様や、サイドに縫製のない丸堂ボディを採用しているため、ストレスなく着用していただけます。 □Color ・orange ・green ・blue □SIZE 56 (平置き採寸)身幅61cm 着丈74cm ※多少の誤差はご了承ください。 □素材...コットン100% □生産国 日本 __________________________________________
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"nigel cabourn " ナイジェルケーボン ~ARMY CARGO PANTS~ アーミーカーゴパンツ
¥38,500
"nigel cabourn " ナイジェルケーボン 「MAIN LINE」 ~ARMY CARGO PANTS~ アーミーカーゴパンツ 米軍のM-43と、カーゴパンツの傑作M-51、そして英国陸軍のビンテージをミックスしたデザインです。 __________________________________________ ヴィンテージミリタリーを知り尽くした"ナイジェルケーボン"にしか生み出す事が出来ない "ARMY CARGO PANTS"です。 米国と英国のヴィンテージミリタリーカーゴパンツのデザインをアレンジしたデザインです。 米国からはM-51のデザインを取り入れています。 オリジナルのM-51は、現代まで繋がるミリタリーパンツの系譜のなかでのエポックメイキング、或いは金字塔と言い切ってもよいプロダクトです。 この登場以前にも当然ミリタリーパンツは存在しましたが、それら全ての歴史を含めて、 M-51以前、M-51以後と区分けできるほどの存在です。 後にM-65と連なるこのパンツは、ミリタリーカーゴの特性をよく表しています。 後継品であるM-65の素材はコットン・ナイロンの混紡糸。 ナイロンは摩擦強度、引っ張り強度に優れ、水に濡れてもすぐに乾きます。 M-51はコットン100% 速乾性はM-65に劣りますが、使い込んでもピリングが生じることがなく快適に着用する事ができます。またそうした特性から自然な色落ちを楽しむ事ができるのも大きな魅力です。 さらに、コットン100%であることで、工場ロット、年代ロットによって微妙な表面感の違いを楽しむ事ができるのも大きな特徴です。 もちろん、これは当時の生産者が意図した事ではありませんが、原料がピュアコットンだけに、安定したコットン・ナイロンには決してない揺らぎがあります。 デッドストックものを比較してもその差はありますし、ユーズドの場合は使用環境の違いによりさらに違いがでます。原材料のコットン短繊維の品質の差、或いは撚糸、製造密度の差などが増幅されるからです。 時の流れを経て、微突起が生じ極めて柔らかな風合いに流れるもの、或いはファブリック全体にハリが生じ、かさついたドライタッチを生じるもの、材料の糸のもつムラ糸形状確認できるほど製織組織の目のたったもの等、それぞれが豊かな表情を見せます。 また、厳格なミルスペックに則って生産されているものの、広大な合衆国の中での産地によるコットン品質の微妙な違いをうかがい知ることができます。 ピュアコットン100%ならではの楽しみのひとつです。 M-51の外周には全面に4個、背中心に2個のボタンがセットされています。 これはサスペンダーを装着するためのボタンです。 通常の近代的なパンツの持つベルトループもセットされています。このループは欧州のミリタリーパンツ、とくに英国と比較するとかなり華奢なことに気がつきます。 しかし、地の目の取り方が秀逸で、多少ダメージを受け、ほころびたとしても簡単にはちぎれません。別の言い方をすれば、ダメージが発生してからちぎれるまではかなりの時間があるので、その間になんらかの対処をする時間的な余裕があります。 M-51には、さらにウエスト周り内側に三箇所、頑丈でナチュラルテンションを持つよう注意深く設計されたコットンテープを持ちます。 小さなパーツですが、このコットンテープの素材と組織は非常に優れています。 シルクの様に素材は高価なわけではなく、複雑な織りと設計が施されているわけでもなく、単なる面の平織りテープですが、実用に徹した厚みとテンションが素晴らしい逸品です。 このテープが第3の固定方法である、金属フックを持つ専用サスペンダーに対応するディティールです。力のかかるパーツだけに表裏に挟みこまれ、さらに2箇所をカンヌキでがっちりと固定されています。そのため比較的細いパーツですが、まず脱落の心配はありません。 サスペンダーはかなりの過重、時として体重以上の過重がかかりますから、この丈夫な仕様は当然といえば当然なのですが、それにしても設計思考の優秀さを実感させられる部分です。 M51専用サスペンダーは両脇前方の箇所だけを引っかけ、両腕に輪っかを通し背中でクロスさせパンツを支えるちょっと変わった方法です。 一見頼りなさげですが、装着すると、実用にも十分な事がわかります。 またこの他にも背中心に同様のテープが用意されているので、3点で支えるサスペンダーも使用可能です。 ポケットは全部で6個、全面にふたつ、尻にふたつ。 それぞれがすべて機能性に富んだドットボタン付きフラップを持ち、内容物の脱落を防ぎます。 単純な事実ですが、ドレスウェアのパンツのポケットにはフラップは付いていません。 本製品は「すべての」ポケットにフラップがセットされています。 普通のパンツが自然に立ったり座ったり歩いたり、あるいは座った状態を前提にしているのに対し、ミリタリーカーゴは全く違った環境を想定して設計されていることが実感できます。 両腿部分に大きな容量を誇るカーゴスペースがあります。 後ろ方向に畳むプリーツが施され、内容量のアップに一役買っています。フラップは前方は完全に閉じられ、中央、後方をドットボタンで固定するようになっています。 やや変則的な設計ですが、極めて合理的な設計思想に驚かされます。 このカーゴポケットには後ろ下部にホールが開けられており、ここからドローコードを出せるようになっています。この紐にはポケット自体を上から縛って内容物を固定できるようにする目的があります。ポケットの中でモノが暴れて動きにくくならないようにするため、そして静寂性を保つためのパーツです。 この使用方法は当時の指示書に明確に図解されています。しばしば足を負傷した際の止血帯であると紹介されていますがそれは緊急時の応用方法であり、主目的ではありません。そのような緊急時にはむしろ切り離して使用するケースが多かったかも知れません。 このパーツは1本のロープを折り畳み、折り畳んだ頂点と本体をカンヌキでとめてあります。 さらにそこから4cm上方でさらにカンヌキステッチが打たれています。カンヌキを下のカンヌキから引きちぎるようにナイフでカットすることも可能ですしロープの根本をカットしても上部のカンヌキによって結合されているので一本の紐がバラバラになることはありません。 M-51は寒冷地での運用を想定して、ライナーをセットすることができるよう設計されています。と、たいていの説明はそこで終わってしまうのですが、先があります。 日本を含む温帯の冬ではその説明で十分かもしれませんが、アラスカでは不充分なのです。 M-51の最大限の重装備は4枚を重ねます。 肌に近い順番に列記します。 M-51ライナー、 本製品のモデルM-51本体、 M-51アークティックトラウザーライナー、 トラウザーズシェルアークティックM-51, この4枚です。 再び肌に近い順に見ていきましょう。 M-51ライナーは片側がウールパイルと片側がナイロンの平織のコンビネーションでファスナーなどの付属はもちません。単純にパンツの中に着る下着に近い簡単な造りです。さらさらした滑りの良いナイロン側が内側にあり、起毛側は外側になります。 パイル面は意外に堅いタッチなのでですが、上述のように肌には当たらないので全く問題はありません。 次にお馴染みのM-51パンツ本体。本製品のモデルとなっているヴィンテージカーゴの傑作です。 次にM-51アークティックトラウザーライナー。 片側が合繊パイル、片側がナイロン平織のコンビです。 最初のライナー同様、このアイテムもライナーなので、この両者は単体では運用できません。 正し、最初のそれに比べてこれはパンツの上に着用するので付属がいくつかセットされています。 まずはフロントファスナー、そして背中心のサイズアジャスターベルトです。 このベルトはメタルパーツと頑丈なコットンテープで形成されています。 ライナーと普通のパンツの中間の、まさに中途半端なアイテムにみえますが、その着用方法を考えると理にかなった造りです。 着丈も中途半場で、M-51パンツ本体に比べると遥かに短いのですが、それはパンツインできないほど分厚いのでブーツ直上に合わせてあるからです。 このライナーがパイルとナイロン平織の両面を持つことは既にのべましたが、これはパイル面を内側にして着用します。この着用方法が驚異的な保温力を導き出す秘密です。 つまり、通常のM-51を境目にして、それぞれのライナーのパイルが二層の空気層を形成するのです。この二層構造が一度暖められた空気を保持し、外気の影響を最小限に抑えます。 4点セットの中ではこのアイテムが最も稀少です。 私は他の3種のデットストックはおろかユーズドでも現物は見たことがありません。 そして最外殻、名称はTROUSERS SHELL,ARTIC,M-1951。 下に着用した全てのパンツのシェルとして特化しています。 アウターシェルM-51の素材はナイロン混のコットンポプリンです。太い経糸が2本引き揃えられ、細番の緯糸が超高気密に打ち込まれています。そのため記事は薄く、重ね着を阻害しないにも関わらず、充分な遮風、防水性を持っています。 腰脇のポケットはフラップを装備しておりますが袋布を持たず、中に穿いたパンツの入り口、スリットの役目を果たします。後ろには右尻にフラップつきポケットがひとつ。 これはパッチポケットで申し訳程度に取り付けられており、サイズも小ぶりです。両腿にはカーゴポケットが付き、コードも同様にセットされています。ウエストにはベルトループは持たず、セルチップ付きのマル紐で固定するようになっています。同時に両腰脇や前方にループを持ちます。背中心にこれは無いので、金属フック2か所だけで固定するちょっと変則的なM-51専用サスペンダーにのみ対応します。 フロントのファスナーの部分はスライダー引手に平紐は通されています。ご想像通り、手袋をしたまま操作できるよう工夫されている訳ですが、その長さがゆうに10cmはあり、かなり厚手のグローブ、例えばムートン製のミトンにも対応可能です。 M-51 自体は優れたガーメントですが、その後ろにさらに厚いバックアップが用意され、極地アラスカまで対応するよう効果的にシステム構築されている事実には驚かされるばかりです。 【ファブリック】 「規格品」という言葉があります。 文字通り一定の規格に沿って生み出された品物のことです。 「糸の太さ」にも規格品はあります。一本の糸(単糸)の太さは「番手」で表します。 番号が大きくなればなるほど補足なります。20番の糸は60番の糸の3倍の太さがあります。そしてその番手は10単位が「規格」です。 理論的には、10番の糸と200番の糸の間には10番、11番、12番…198番、199番、200番というふうに191種類の糸番手が存在します。しかし、1番違いの糸の太さの差は、まさにミクロン単位であるため触感では区別がつきません。ガーメントの材料としては言ってしまえば「どっちでも良い」くらいの差です。そこで切りの良い10の単位を一定の規格として、10番、20番、30番…の糸が生産され流通しています。10番から200番までの間には20種類しかないので生産する方の効率も上がります。 一本の糸は「単糸」、単糸を2本撚り合わせたものが「双糸」です。40番双糸は20番単糸と同じ太さです。太さは同じですが双方の糸の原料と設計が同一の場合は2本撚り合わせた40番双糸のほうがより丈夫です。 ちなみに、3本撚り合わせれば三子(みこ)、4本は四子(よんこ)。ただし三子は特殊、四子はかなり特殊ですので、単糸と双糸が大方です。 ここから、1940年代から50年代のヴィンテージミリタリー生地の糸に触れていきます。 まずは、40年代、M-43ユーティリティパンツ。モールスキン組織に使われている糸はタテ糸、ヨコ糸ともに60番手三子です。三子糸特有のドライタッチ感や打込み密度が入れにくいことにより横方向のハリ感の不足や三子による目付がつきやすく生地としての落ち感が気になるという難点があります。 50年代の傑作、M-51ミリタリーカーゴパンツ。バックサテン組織に使われている糸はタテ、ヨコで、40番双糸と20番双糸。このパンツはデザインのところで述べたように徹底した合理主義の基に設計されています。当然、糸も生産効率を重視した規格品。 材料に至るまで徹底した合理主義です。生地はタテ糸、ヨコ糸のバランスが1対2でヨコいとが太く、打ち込み度も密度もあるため、極めて丈夫ですが、目付が重いことと張感による硬さもあります。 そして、M-43フィールドジャケット。 40年代から50年代に至るヴィンテージミリタリーの生地の中で、ナイジェルケーボンがベストと判断するのがこれです。 その設計を読み解いてみると、M-43 ユーティリティパンツの60番手三子のモールスキンとは組織、糸バランスが異なるバックサテンで、後に開発された完全合理主義M-51と同組織でありながら異なることが判明しました。規格番手品の40番双糸20番双糸の設計だけではなく、タテ糸36番双糸、ヨコ糸24番双糸の設計だったのです。10単位から外れたこのような糸を端番手と呼びます。このいわば特注品の糸であるがために、絶妙な肉感、風合いとなり、M-51のバックサテンとは全く別ものと言えます。 本製品に使用されている糸も、タテ糸36番双糸、ヨコ糸24番双糸のリング紡績コーマ糸のため、密度感、張感、落感ともに当時の設計を再現できており、これが40年代から50年代のヴィンテージファブリックの研究から導き出し、ナイジェルケーボンのカーゴパンツの適する生地と考えます。また、当時紡績工程も異なるため、染色ほど楽しめる質感、風合いの生地になっています。 糸の次は染料に目を向けてみましょう。 現在一般的に広く普及している反応染料は1956年の英国で発明されました。 それ以前はVAT(バット)の染料が主で、スレン、硫化、インディゴなどがそれにあたります。 スレン染料は不溶解性ですが、アルカリ溶にたいしてハイドロサルファイトで還元することににより還元浴(バット)の溶解性となり、繊維表面に染料が付着し、その後の工程で染料が参加することにより繊維に染料が定着(不溶解性に戻る)するしくみです。 溶解性ですので雨や汗の影響を受けません。スレン染料はこうした高い染色堅牢度をもつことが最大の特徴です。そしてその色合いは経年変化と共に同系脱落する事もまた大きな特徴です。これは例えばグリーンであれば元の濃いグリーンが同系色であるグリーンの色合いを保ったまま、徐々に薄いグリーンになっていく過程を指します。 単純な事に思えるかもしれませんが、現代に普及している反応染料では簡単に見る事のできない現象です。反応染料の場合は同系ではなく思わぬ方向色が転ぶ事が大変多くあります。 黒や濃紺の生地が色落ちして赤っぽくなってしまう事がそれです。 そして、不溶性に戻ったスレン染料は汗や水に溶けにくいかわりに、擦れによって定着がはがれる要素を持ちます。この事で同系色で所謂アタリが生じ、着用者だけの経年変化を楽しむ事ができます。これは決して反応染料ではあじわえません。 だからナイジェルケーボンの選択はスレン染料。 端番手双糸、スレン染料。 これがヴィンテージミリタリーを知り尽くしたナイジェルケーボンにしか生み出す事ができない、ARMY CARGO PANTです。 (nigel cabournカタログより引用) □Color Dark Green □サイズチャート ・SIZE 30 ウエスト77cm 股上32cm 股下70cm わたり幅37.3cm 裾幅25.8cm ・SIZE 32 ウエスト82cm 股上32.5cm 股下71cm わたり幅39cm 裾幅26.8cm ※多少の誤差はご了承ください。 □素材...コットン100% □生産国 日本 __________________________________________